「ラグビー詳しいですね？現役時代のポジションは？」と聞かれて、

　「スタンドです。」といつもお答えしますが、

　スタンド言うても、司令塔として認識される花形選手、背番号10番のスタンドオフではありません。走るの遅いし、身体弱いし、タックル怖いし、オ
ールブラックスのダン・カーターとかボーデン・バレットには憧れますが、私のポジションは、ピッチと言うか、芝のグラウンドではなく、観客席・・・す
なわちスタンドでして、特に出身の京都産業大学の試合だけは、現役の大学生だった頃からスタンドで応援し続けています。

　大学、社会人、高校から、インターナショナルなゲームまでスタンドで観戦していますが、現在日本で開催しているLeague One（リーグワン）だけ
は、なじめませんね。高度なプレーが望めるし、海外の有名どころの選手が出るし、京都産業大学出身者も多くて、アトラクションも充実しているか
ら、現地に行けば楽しめますが、なんとなく、敷居が高いですね。招待券をいただく機会も減りましたし、パソコンやスマホが苦手だから一人でチケ
ットの手配ができませんし、座席指定は良いけど、狭い所に詰め込まれるようで、ゆったりと座れる方法とか考えて欲しいですね。

　今シーズンのDIVISION１は12チームで、プレーオフまで16節96試合ありましたが、観戦できたのは、たったの５試合。土曜日開催が多いのと、
関西地区での開催が少ないのが原因で、なかなかスタンドに行けません。ここまでの開催地を数えると、関東51、中部（三重を含む）23、関西18、
九州3、北海道1という実績で、中国四国と東北はゼロですから、人気チームは地方のラグビー振興のためにも遠征を考えて欲しいですね。

　最近のお気に入りのスタンドは、静岡。ヤマハ発動機が母体の静岡ブルーレヴズを、県・地域をあげて応援していますから。東芝ブレイブルーパ
スとの最終戦は、磐田のヤマハスタジアム。スタンド横でキッズパークイベント、キッチンカーも来て、入場者全員にレヴス・ベースボールシャツをプ
レゼント。キックオフセレモニーには自衛隊が空から登場、エグザイル＆五郎ちゃんのダンスパフォーマンスもあって、見どころいっぱい。今回は、
家村VSワーナー・ディアンズの流経柏対決が見たかったのですが、お預け。ただ、レヴスのレジェンドとして輝き続けたSH矢富の現役最後の勇姿
も拝めたし、東芝側からもリッチー・モウンガのキックルーティン、ナイカブラの弾丸ラン、「リーチ」コールも言えたし、ラグビーファンとして十分に楽し
むことができました。

　合わせて、静岡楽しいですね。今回は、御前崎の「旅の館・大沢」に宿泊、大きなキンメダイの煮付とサザエのつぼ焼き、トロのお刺身などなど、
美味しくいただいて、観光は、マリンパーク、御前崎灯台、浜岡砂丘、あらさわ古里公園などなど。天気に恵まれて、富士山を展望できたらもっと
良かったのですが、次回期待・・・としたいですね。

令和6年5月9日記

6月のお代官さま〜奈良