6月のお代官さま〜奈良

 奈良県どう思います?お代官様にとっては、最初の本籍地が宇陀郡室生村下田口(現在は宇陀市)で、夏休みは祖父母の里で過ごしていまし
た。前に勤めていた会社、退職時の肩書は奈良営業所長で、橿原市の転送電話を置いているだけの一室で常駐していることになっていました。

  

 奈良の魅力、観光するなら、東大寺、薬師寺、長谷寺、室生寺、大神神社、橿原神宮、吉野山、若草山、谷瀬の吊橋・・・と並べましたが、ぱっと
しませんね。神社仏閣は京都の方が選択の範囲が広いし、山も川も岐阜や長野と比べると風景が小さいし。奈良公園の鹿は元気ですが、オース
トラリアのカンガルーには勝てませんね。
  

 食べ物も、茶がゆ、柿の葉寿司、吉野くず、天理の彩華ラーメンと、パンチに欠けますね。夏場の三輪素麺は美味しいけど、徳島の半田素麺に
軍配。小さい頃、当たり前に頂いていた雑煮ですが、焼き餅入りのみそ汁から、餅を取り出して別皿のきな粉をまぶして食べます。世間と違う室生
の常識、きな粉雑煮は凄いと思いましたが、香川のあん餅雑煮には脱帽です。

  

 勝った負けた言うてる場合ではありませんが、大学への進学率は奈良県が最も高く、東大・京大には奈良県出身者が多いようで、また、昨年
MVP・阪神タイガースの村上投手は野球の名門智辯学園出身ですし、読売ジャイアンツの4番・岡本選手も同じく、文武両道ってのが奈良県の特
徴かもしれませんね。
  

 そんな奈良県から、一番のお気に入りは、地域のボランティアさんの手で手厚く運営され、四季折々の花を見ることができるパラダイス、北葛城
郡河合町佐味田の「馬見丘陵公園」です。
 季節ごとに、ダリヤ、チューリップ、ひまわり、コスモス、コキアにバラなど楽しむことができます。6月は紫陽花に花菖蒲と睡蓮、可憐に咲く花を
見て心も体も美しく。
 公共交通機関を使うなら近鉄田原本線池辺駅下車すぐ、車を使うお代官様ルートなら、西名阪の柏原ICから中和幹線に入って直進、香芝高校
前左折、エネオスのスタンドを右折すれば、パラダイスに到着です。駐車場無料、入場無料、コスパ最高、奈良の一番星、馬見丘陵公園にご来場
あれ。
  

令和6年6月18日記


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7月のお代官様〜お酒は人生を豊かにするもの
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