11月のお代官様〜Advance Australia Fair (後半)
 10月23日(土)後半のスタートは、ワラビーズタイム。ラインアウトから巨漢プロップのダニエラ・トゥポウの岩石落とし、これまた巨漢フランカーの
ロブ・レオタもグランディング。この間のジャパンは、ラフプレーでレメキがイエローカード・・・って、ビッグマッチで数的不利はあきまへん。冷静なエ
リアマネジメントを重ねましょう。しかもジャパン側、当たり負けというか、前半の疲れが出たのか、フォワードで畳みかけられて13-27であきらめム
ードに。けれども、ジャパンは死なず。中村亮土の起死回生のパスインターセプトからのトライ。狙っていたんでしょうね。田村優のコンバージョンも
決まって20-27と1トライ1ゴール差。両者互角でスコア動かず、均衡を破ったのはジャパン。後半34分・田村のPGでスコアは23-27、ジャイアント
キリングあるかも、いや、日本開催W杯ベスト8の実力か、世界のお代官様が観戦しているからなどと得意の捕らぬ狸の皮算用。やっぱ実力差、
ジャパン善戦するも終了間際、ゴール前ラインアウトからワラビーズの重量フォワードがモールで雪崩れ込んでゲームオーバー。ええ夢見せて貰
いました。最終スコアは23-32、次につながる敗戦と考えることにしましょう。

  

  

 W杯で盛り上がったラグビーフィーバーはパンデミック騒動でかき消されましたが、ジャパンは、静岡でのサンウルブス戦、イギリスでのライオン
ズ戦、アイルランド戦からここ大分でのワラビーズ戦と、じわりじわりと上向き傾向ゆえ期待できそうです。2023年のフランスに向けて頑張りましょ
う。
  

 さてさて、アフターマッチファンクション。2年前もご一緒した大分ラグビー大使のサンカピバラさん(?)またの名を助手アダムスさん(?)主催の、
ワクチン2回接種済者限定、マスク会席に参加させていただきました。誰もが知っているジャパンの応援団長から、東京、愛知、大阪、愛媛、鹿児
島など日本全国のラグビー好きが寄って、サッティ―ジャワにて乾杯。お得意の焼き鳥、ミーゴレン、鳥天、唐揚げ、りゅうきゅうなどを美味しくいた
だいてラグビー三昧の一日を終えました。その後、大分の思い出に、もう一度The Hiveで、ギネスを一杯だけ飲んでホテルに戻ってGood Nightで
す。
  

  

  

  

 10月24日(日)最終日は、別府へ移動。9:15発の亀の井バスの「別府地獄めぐり」コースの定期観光バスに乗車することにしました。別府北浜
をスタートして、JR別府駅経由で、海、鬼石坊主、かまど、鬼山、白池、龍巻、血の池と7つの地獄を回ります。バスは、地獄ゆえ、鬼さん仕様で角
が生えています。けれども、今年入社したバスガイドさんが可愛くて天国気分で地獄を巡りました。案内は七五調で、土地の事、歴史、観光名所、
八湯めぐりの話など楽しませていただきました。地獄各所では、コバルトブルーや赤い色のお湯、坊主頭みたいバブルがブクブクと、硫黄臭が漂
い、爬虫類のワニさんが歓迎してくれるところ、間欠泉で派手に祝福してくれる所もあって、お客さんを楽しませるって意味でも最高の観光地です。
かまど地獄では、湯気に埃を飛ばせて、煙を噴き上げるという化学反応を使ったパフォーマンスを見せるのですが、コロナ騒動の間、観光客が少
なくて寂しかったけど、少し治まってたくさん来てくれると嬉しいって話していました。パフォーマンスに拍手したら、感謝の意を込めて、もっと煙を噴
き上げてくれました。いわゆる、「アンコールにお答え」ってやつで、楽しさ倍増ですね。

  

  

  

  

 バスを降りて、お食事処探そうと歩いてみましたが、日が暮れてから営業か、コロナ騒動の影響を受けたかって感じで、結局はJR別府駅前のチ
ェーン店(目利きの銀次)でランチして、お土産を買って、空港バスに乗って、ANAで伊丹までひとっ飛びです。
 楽しいこといっぱいの大分から、門真へ。旅のフィニッシュは、鬼退治。こちらも、夜の営業をスタートした門真市駅前のちゃんこ「ももたろお」へ。
きれいなお姉さん、社長、男前のボスなどお店の皆さんの元気な姿を見て、大きな出し巻、さんまの塩焼き、門真蓮根の天婦羅などを注文して乾
杯、楽しい空の旅を終えました。あとは、マスクがいらないもっと平和な日常を取り戻せることを願うのみです。

  

          

          

  

令和3年11月2日記


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12月のお代官様〜Sixteen Going on Seventeen
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