11月10日、神戸ユニバ、同志社大学との伝統の一戦。どうして京都でやらないの。同志社戦と聞くと変に力が入るのは、私だけでしょうか？「勝
つぞー！勝つぞー！」なんて叫べば、「そうだ！」と聞こえて来るような。前週の出来を考えると弱気になりますが、先生最後の同志社戦、なんとし
ても勝利を手にしたいものです。前半、城川のPGで先制、ともかく得点してリードして突き放そう。もう一つPGを加えるも相手CTBの独走トライを返
されて6対7、嫌なムードで流れるもファワードラッシュからのトライ。スタンドからは、誰かが抜け出して、レフリーが手を上げたと言うシーンですが、
伏見の2番・宮崎のトライと聞いただけで、元気百倍、歓喜の産大サポーターです。前半互角の戦いも、後半につながると確信できました。13対7
から後半開始、最初のスコアは同志社のドライビングモール、お家芸で決められてどうする。ただ、この後は、家村のキックが冴え、バックスに展
開、堀田が連続トライを奪う。最後は、同志社の怒涛の攻撃を魂のディフェンスで守りきって、27対19で、伝統の一戦を制する。この集中力で勝ち
抜けば天理も早稲田も明治も倒せるかも。最高の仕上がりで応援メンバーで乾杯。いけるで?！

11月17日、皇子山。強い京産を応援するために、最新のジャージを購入。苦手の立命館大学をぶっ潰しましょう。アシスタントレフリーは、京産大
出身、ニュージーランドはカンタベリーの方。しかも、2試合連続でタッチライン上を走り回ります。先手は立命館大学のPG。しかし、ラインアウトから
のモールで伏見の2番のトライ。縁起ええやんかいさ?！しかしながら、ミス連発の京産大、相手にトライを献上して、前半7対22。後半もええとこな
しで、14対28で終了。前週の勢いはどこいったんや。レフリーと合わなくて得意のスクラムを上手く組めないのもわかるけど、チグハグな状況。天
理戦まで立て直さなくては！

11月30日、西京極。関西大学リーグは1強7弱と言われるほどで、最終戦まで天理大学以外の順位が確定していない程の大混戦。「リッツが勝っ
て関学が負けたら直接対決の勝者は・・・」なんて話と、選手権が花園か熊谷かなどと、取らぬ狸の皮算用。さて、天理大学戦、アイルランドに勝
った日本代表みたいに世間を驚かせよう。先制は京産、ゴール前スクラムからのラッシュで7対0、ここで終われば番狂わせの大勝利。前半終えて
7対17、1強相手に互角の戦い。しかしながら、後半は王者のパワー爆発12対50で敗戦。リーグ4位で熊谷に回ることになりました。

12月15日、熊谷。日程的に厳しく行くか迷いましたが、大西先生の最後の試合になるかも知れないので、一人で当日の始発に乗って初めての熊
谷へ。現地に行けば、いつもスタンドでお見かけする顔ばかりで、アウエーでありながら違和感がありません。大応援団はメインに座りましたが、
いつもメンバーでバックスタンドへ。対戦相手は、日本大学。産大同様、スクラムがウリのチームで、力と力でぶつかり合うことになるでしょう。学歌
斉唱、ビジョンに歌詞が写し出されます。試合はタイムキーパー制でキックオフ。先にトライするも、ペナルティからのタッチキックちゃんと切れなきゃ
ダメ。スクラムは勝ってますが、基本プレーでミスしちゃ勝てません。ひたむきではありますが、ここ一番でポカしてどうするの。この試合、勝負の分
れ目は、前半最後のペナルティ。12対17の5点差からスクラム選択。ショットの選択もありましたが、京産大の代名詞で畳み掛け。ただ相手も試合
巧者の日本大学、ピンチを回避して前半を終えました。もし、ここで押し込んでたら、流れは京産で勝利を呼び込んでいたかも知れません。後半は
一進一退。両チーム1つずつトライを決めて19対24。今シーズン最後の試合はノーサイドとなりました。

　大西監督最後のシーズン、47年間お疲れ様でした。大学チャンピオンにはなれませんでしたが、大西イズムは伝承され、大西チュルドレンが、チ
ャンピオンシップを目指してくれることになると信じています。2019年伊藤鐘平組お疲れ様でした。大西先生、長らくの間、お疲れ様でした。感謝の
言葉しか思いつきません。

　本当に、ありがとうございました。

令和元年12月26日記

2020年の京都産業大学ラグビー〜コロナ禍