2019ラグビーワールカップ〜日本(JAPAN)Tour5-6

Tour5〜花園(10月3日)
 10月3日、アイルランド戦勝利に沸く日本、釜石でウルグアイがフィジーに勝利した話、熊谷のファンゾーンが素晴らしく、アクセスが良いしボラン
ティアの皆さんの笑顔など高評価で町をあげてのおもてなし感が凄い、逆に福岡の博多の森が導線悪く、矛盾だらけの場内放送と売店が少ない
だけでなく品薄という悪い評判、大阪からラグビーを盛り上げるグループの親分が着る世界最薄ジャージ(素肌にペイント)がマスコミを賑わせてい
ます。ワールドカップ期間中に参加20ヶ国全てのジャージを着て応援することを目標としていて、かつては、日本のトップリーグ全てのチームのジャ
ージ着用を達成した実績もありますから、ぜひ全て着用して、世界規模で有名になっていただきたいと思っています。また、前日のニュージーラン
ドVSカナダの対戦では、ニュージーランドのボーデン、スコット、ジョーディーのバレット3兄弟そろい踏みでしかも3人ともトライを記録するなど(スコ
アは63対0)話題に事欠かない毎日、お代官様夫婦も地元の東大阪、花園ラグビー場に急ぎます。

  

       

  

  

 14:15花園ラグビー場、ジョージアVSフィジー戦、ジョージアの格闘家を前にアイランダーのフィジーが戦いの儀式シンビ(ウオークライ)でモチベ
ーションを高める。天候は雨、使い捨てのレインコート着用で観戦です。前半は互角で3対7、後半ペースを上げたフィジアン大爆発で10対45とパワ
ーを見せつけました。前半不調だったボラボラのキックが、決まりだしてから全体が機能し始めました。パワフルなゲームでしたが、雨もパワフル。
ゲーム時間中だけでも遠慮してもらえませんかね。

  

  

  

  

  

 今回は、地元だけに、たくさんのラグビー応援仲間と出会いました。今回は、近鉄・東花園駅を利用せずシャトルバスに乗って大阪メトロ中央線
直結の近鉄・吉田駅へ。こちらのルートの方が早く帰宅できたようで満足しております。


Tour6〜静岡・東京(10月4日〜6日)
 10月4日、ツアー唯一のマイカー移動で、門真から新東名の新城ICで降りてまずは長篠城跡の見学です。資料館に入って、なんも無いけど同じ
目的地に向かってドライブするイングランド人に遭遇、少しワールドカップ話をして、スイングローを合唱して記念撮影。新東名・森掛川ICで降りて、
くれたけイン掛川へ。2回目の宿泊、ここは非常に有効な土地活用をしています。ベッド2つと最低限度の調度類が詰め込まれ、荷物を置いたら足
の踏み場を探すのが大変です。すなわち、部屋でくすぶるより、外のお店で一杯飲んでくつろぐ。きっと掛川市内の経済効果を考慮しているのでし
ょうね。翌朝の地元への経済貢献をねぎらうかのようなバイキング形式の朝食が魅力で賑わっているとも判断できますね。

  

  

  

  

掛川駅からシャトルバスに乗って、会場に移動。今回は周辺のラグビー体験コーナーで、地元トップリーグ、ヤマハ発動機の選手の皆さんに遊ん
でいただきました。大人の「高いたかい」リフティング体験、タグを付けてステップ切ってトライ、記念撮影は選手の皆さんに、得意のベロだしポーズ
をお願いしました。芝生も美しいし天気も良いし、待ち時間を楽しく過ごせました。このツアーまで、座席は展望台みたいな場所ばかりだったのです
が、今回のシートは端っこながらも前から7番目、選手が近くで練習しているし、南アフリカサポーターの皆さんと写真に納まり、ビール飲んでキック
オフを待ちます。

  

 お代官様 はしゃぐ  


  

  

 18:45、エコパスタジアム、南アフリカ(ボクス)VSイタリア(アズーリ)選手入場から国歌斉唱。今回出場の20ヶ国のナショナルアンセンは、全て
それらしく歌う自信があるのですが、一番好きなのが南アフリカ。コシシケレイリ・アフリ〜カ(神よアフリカに祝福あれ)なんて歌うのですが、このメ
ロディはザンビアとタンザニア国歌にも使われています。映画「インビクタス」でも多民族国家の象徴として紹介され、1997年にネルソン・マンデラ
大統領が国歌として制定したそうです。イタリア国歌もご陽気で、お気に入りの一つです。

  

  

  

 キックオフ、スタートはボクス14番チェスリン・コルビのトライから。イタリア、開始早々3番が負傷退場、代わりに入った18番も負傷退場で、ボール
を入れても押し合わないノーコンテストスクラムに。アズーリはハイタックルが多いし後半も、1番アンドレア・ロボッティがパイルドライバーを決めて
一発レッドで退場です。まだ決勝に進む可能性もあるのにプロップ出られなくなったら大変ですよ。以降もアズーリ見せ場なく、ボクス49対3とワン
サイドゲーム。ウイング走りまくり、途中出場のヘスケル・ヤンチースもええ動き。ボクスのジャージ着て、マスコットのボッキーと一緒に観戦してい
る立場としては、強い南アフリカを目の前にして嬉しいのですが、一生懸命イタリアを応援していた自治体から招待された地元の中高生は先に帰
ってしまいました。今回笑ったのは、TMOを指示するときの姿が絵になるアシスタントレフリーのロマン・ポワトさん。ボールを当てられて舌ペロリで
お茶目な一面を見せてくれました。今宵も、地元静岡県のお接待から、打ち上げ花火でフィニッシュです。今回は、スタンドから外に出てベストポジ
ションで「た〜まや〜!」
  

  

  

 10月5日、前夜は「てんくう」なるお洒落な居酒屋で乾杯、朝は優れもんの「くれたけイン掛川」の朝食バイキング、掛川ICから東名・岡崎ICまで、
家康ゆかりの風情ある岡崎城観光、一般道で豊田に向かいます。宿舎はホテル松風、シャトルバスで名鉄三河線の土橋駅まで送迎してもらいま
す。名鉄はイマドキびっくりのカーテン付き車両で、線路は単線、のどかに豊田市駅に向かいます。駅前はお祭り、観光案内、幟、横断幕、ビル一
面にジャパンとサモアの巨大ポスター、甲冑を着た戦国武将隊、飲食物や工芸品などの屋台、一番目立つのは、赤白のジャパンジャージを着た
サポーターです。ラグビーファンってこんなに居たのでしょうか?

      

      

 スタジアムに向かう前にまずはファンゾーンへ。飛騨牛バーガーを食べて、白ワインで乾杯。大分のオーストラリアVSウルグアイのパブリックビュ
ーイングと展示物見学。ここは、コンベンションセンターというか、大相撲開催できるほどの広さがあって、天井も高く落ち着けます。そんな広い会
場ですが、入場規制からの満員札止め。今夜のチケットを持ってない人が次々と集まってきたようです。そんな大人気のファンゾーンを出て、スタジ
アムに向かいます。近未来的な造りのスタジアムを前方に土木技術を結集した最新の橋梁で矢作川を渡るのですが、ふと川面に目をやると、小
舟で網や仕掛けを引き上げるのどかな漁師さん、そんな新旧入り混じった姿が、いとおかし。

  

  

  

  

 19:30豊田スタジアム、日本VSサモアの座席はバックスタンド8合目、急斜面から全体を展望という感じで、鳥瞰的に眺めるとレメキ・堀江・松島
と髪型で主張する選手しか特定することができません。当然、ここまでビールの売り子さんが登ってきませんし、少々空気が薄いかも知れません
し、高所恐怖症の方にはお勧めできないポジションです・・・知らんけど。サモア気合の入ったシビタウからスタート。今回のサモアンは冷静、PG合
戦で静かに展開、均衡を破ったのはサモア生まれのジャパン、ラファエレのトライ。強いサモア相手に前半は16対9で折り返す。

     

  

  

 サモアのウォークライ

 後半ジャパン側、堀江投入でスクラムが安定、ニッポンチャチャチャで盛り上がる中、「中島、堀江、アサエリ愛!」とこっそりつぶやく、フォワード
の頑張りと突進から地元姫野がトライ。ビジョンに映る笑顔のアップ、そりゃモテモテでしょ。サモアもトゥシピシ投入後、ジャパンフォワードのギャッ
プを見つけてCTBヘンリー・タエフのトライで26対19の7点差と追い上げる。不安を一蹴したのは福岡堅樹の快足で31対19・・・場内歓喜の渦で、
目標のベスト8に近づくにはあと1トライ。ボーナスポイントを目指してフォワードが押すもゴール前でペナルティー、サモアも7点差負けのボーナスポ
イントを目指してスクラム選択、スクラムを取り返してジャパンが押す、スクラムから姫野が離れてラック、田中が出したボールを松島トラ〜イ!コン
バージョンも決まってノーサイド。38対19でジャパンの勝利、ボーナスポイントももぎ取って最高の形で勝利、悲願のベスト8に一歩近づきました。
はい、実況中継したくなるような凄い攻防でした。真っ向勝負した両サイド健闘を称えあってジャージ交換。ワールドカップに相応しい姿に感動で
す。さてさて、次は宿敵スコットランド。リーチキャプテン、しっかりボコってやって下さい。

  

  

    


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2019ラグビーワールカップ〜日本(JAPAN)Tour7-8
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