セプテンバーカップ(F7)〜キャプテンは?

 辛子色のシャツ追いながら、飛び乗った電車のドア、いけないと知りながら、振り向けば隠れた〜街は色づいたクレヨン画、涙まで染めて走る、
年上の人に会う約束と知ってて〜セプテンバー、そしてあなたは、セプテンバー、大会に出る。
 竹内まりやさんの曲、一緒に口ずさんだ人は同世代?
 今回の大会は、9月開催セプテンバー、爽やかな9月に、爽やかに皆さんとともに羽根を打つセプテンバーカップ・・どやさ、今までに無いテイスト
でしょ?
  

 こんな案内で募集した通算47回目の二島杯、当日に至るまで紆余曲折ありましたが、フルハウス120名参加で、明るく楽しく元気に開催できま
した。今回は、キャプテンの平均年齢をグッと下げて大会を活性化することに努めました。

  

 初キャプテン4人、2回目2人とそれぞれ期待以上にお役目を全うしてくれました。どんな人をキャプテンに指名するかという基準は、「主催者と一
緒に大会を楽しんでくれる」というのが大原則で、統率力とか発言力、資格、能力、バドスキルなんて関係ありません。うちの大会は、主催者本人
が、指導者でもアスリートでもありませんし、実績も能力もありませんので、優劣を決めるものではなく、エントリーしていただいた皆さんと楽しく一
日を過ごすイベントという感じで開催しています。だから、キャプテンは、この思いを伝えてくれる「イベントのメインスタッフ」という位置づけになりま
す。まあ大会準備も、我こそはスタッフと思う方に手伝って貰っていますが、指示命令系統も決まってないのに、皆さん設営から運営まで上手に仕
上げてくれると感心しております。
  

  

 社会人メンバーの「みのり」に、初キャプテンを言い渡したら、「どうすれば良いかわかりません。けど、一生懸命頑張ります。」なんて肩に力を入
れて言うもんだから、『頑張らんでええ、主審線審、シャトル交換まで責任持とうとせずに、メンバーで分担すれば良いし、いつも通りやってくれたら
ええで。』とお答えしました。高校生だった頃からうちの大会にずっと出ているし、楽しむこと知っているんだから、それを自分が実践すれば、他のメ
ンバーも楽しいと思ってくれるし、協力してくれるはずですよ。

  

 各キャプテンそれぞれの個性で楽しさを伝えてくれているのに、審判しない、応援しない、メンバーと交流しない、自分の番が終わればとんずら。
そんな人は来なくてよろしい。何か理想があって、うちのような軟弱な大会がイヤとか、個人的に嫌いな人と同じチームになったのがイヤ?どんな
高尚な理想があるかは知りませんが、参加する限りは、うちの大会の色に染まるというか、一日だけ流れに身を任せるだけの余裕がないのでしょ
うか?
  

  

 過去の話、参加者の一人が「あのキャプテン、どう思います?」とクレーム言いに。
『最高の人選でしょ?個性的やけど、人情に厚いし噛めば噛むほど味が出てくる美味しいキャプテンですよ。』と答えたのですが、協調性ないと
か、なんちゃらに欠けるとか、そんな個人的な理想像を押し付けてきましたが、他のメンバーから苦情も出てないし。人選に間違えが無いと確信し
ていますし、参考程度に聞いておくことにしました。
  

     

 どうあれ、主催者の私が神だとすれば、キャプテンは神の使いになります。
神の使いの言葉は、神の言葉だと受け止めなさい。右の耳に息を吹きかけられたら、左の耳を出しなさい・・・とまでは言いませんが、神の使いと
して指名した12名は、うちの大会の楽しさをわかっている代表者ですから、次回からも、ぜひとも一緒に楽しんでいただきたいと思っています。

  

  

 はい、今回の大会の決勝は、ウエストサイド(舞台側)からは初キャプテンの「ひでと」チーム。前回大会ではパシリ能力を高く評価されて、キャプ
テン就任。日頃の行いが良いからメンバーに恵まれ、学歴ルールで箱抜けしてきました。
 イーストサイド(入口側)からも初キャプテンの「ゆーと」チーム。前回大会での応援スキルというか、うるさいのでキャプテン就任。しかも、主催者
と納入業者(?)・・・いつものスタッフTシャツ「悪代官VS越後屋」の二人がメンバーという、忖度(そんたく)と陰口叩かれたグループが決勝進出。

 見どころは、主催者の3連覇?今回のメンバー編成は、いかるが在住の神の使いの提示した数列を使用。3度目の正直で仕上がったもので、恣
意的な思考を働かす余地のないものですが、なんとなく主催者が入ったチームが強く見えるのかな?
 熱い戦いがスタート、決勝は、あれよあれよとひでとチームが先に3勝。忖度ここまでって感じで、二島の楽しさを一番わかってくれている「ひで
と」が、初キャプテン初優勝。
  

 今回も、親子対決・親子ダブルス、恋人ダブルス・恋人対決、クラッシック対決に師弟対決、同級生ライバル対決、還暦対決からジュニアの実力
者の意地の張り合いなど、たくさん楽しい試合や楽しい風景を見せてもらいました。まあ、今回は面白くなかった方もいらっしゃるかと思いますが、
楽しい流れに身を任せて、一日楽しく羽根を打っても、良いではないか。
 それが、二島杯、次回もよろしくお願いいたします。

  



令和6年10月2日記(大会は9月29日)


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和・にち盃(F8)〜大会に乾杯
和・にち盃(F8)〜大会に乾杯