沖南自治会長杯(F6)〜アレンパ

『地域貢献など、してないんだから、自治会の役員ぐらいやりなさい!』と地元の顔役から押し付けられて自治会役員に名を連ねること20年程度、
意見や都合を言うと、押さえつけられ、若いくせに、例年と違うとお説教。それってパワハラちゃうの?
 私は、私なりにバドミントンで地域貢献をさせていただいとります。
 「一度、うちの大会を見に来たらどうです?」・・・なんて話からスタートして、
 『気に入らんかったら、口出すで!』・・「口出すんやったら、金出したらどうです?」
 『金は出せん。』・・「ほな 、金も口も出さんでええから、顔だけ出して下さいよ!」

 こんな騒動から、沖南自治会長が、大会に顔を出すだけでなく、名義まで貸してくれることになりました。はい、地域貢献する姿、しっかりと見届
けていただきましょう。
  

  

 こんな案内で募集した通算46回目の二島杯、周辺の人気大会がひしめく中、しかも、「みんなでつくる門真の第九」の本番と被りましたが、参加
者120名、同様に地域貢献されている皆さんも応援に駆けつけてくれました。
 主催者として、前回大会優勝、その後、なんちゃらパジェット切除で手術2回、年末にやっと練習会に復帰できたのに、新年早々の社会人大会
のシングルスにて右肩負傷で棄権。またまたバドミントンができなくなりました。かつて、肩を負傷した時に比べて軽傷と判断して、スポーツ安全
保険の申請もせず、走ったら治ると簡単に考えて、大会までには完治できると踏んで、いつもの練習では右肩を休めるために左打ち練習を続けま
した。
 しかしながら、大会当日に間に合わず、サーブとドロップとヘアピンだけ右手で、スマッシュとクリアは左手というプレースタイルを選択しました。ド
タキャン厳禁と言い続けた本人として、チームメイトにご迷惑をかけること覚悟で当日に臨みました。

  

  

 試合当日は、我こそはスタッフと思う皆さんが早くから集まってくれて、どんどん準備が進みます。今回は、右足首靭帯損傷のためお休みの奈良
のミノリが本部席 のお守りです。見栄えがいいし、テキパキと用事をこなしてくれるし、シャトル交換にも目を光らせてくれて、完治したら抱きしめ
て・・・じゃなくて、メインスタッフとしてキャプテンとして活躍していただきたいと思っています。
 セレモニーは、今回名義をお貸しいただいた沖南自治会長のご挨拶から。といっても、お代官様イコール沖南自治会長ですから「頑張り〜やぁ
〜!」と言って終わり、ハルコ先生の激励のご挨拶から、キャプテン紹介。今回は、親子キャプテンが2組、夫婦キャプテンが1組(しかも大会当日
が結婚記念日と、めでたいですね)どんな対決が見られるのか、全ては神のみぞ知る、お触書に従って大会が進んでいきます。

  

  

 先に言っておきますが、チーム編成は同じ実力の人が対戦できるように組んでいますし、振分けもパソコンのソート機能次第で、数列も「神のお
使い」が選択するので、個人の感情で左右されることはありません。ただ、キャプテンの指名の関係で最小限のトレードは行います。かつては、相
性の悪い人と同じチームにしないでとか、誰と一緒にして欲しいと希望を言われる方も居ましたが、それは、「神のみ知る」事項ですから、主催者と
しては、「祈りなさい」とお伝えするだけで、120名で開催するようになってから、ご要望をお聞きした記憶がありません。今回も、夫婦で同じチーム
とかありましたが、ご夫妻の祈りが届いたのか、全くの偶然か、神のみぞ知る・・・ことですね。

  

  

 さて、キックオフ。大会がスタートすれば、楽しく厳しく羽根を打ちます。お代官様はチームおっち、第一試合から絶好調、来客対応などしている間
に、勝ちまくって4-0でコートに入る。右肩上がらずとも頑張るだけで、右ドロップ、左スマッシュと痛々しい姿で戦います。右奥深くにクリアが飛ん
で来たらジ・エンドですが、ラッキーも重なり勝利。試合を終えて、メンバーに「私に期待するのは無理だから、団体戦ゆえ、私以外が勝って、2-2
で私に回さないでね。」なんてお願いしたら、不思議なものでメンバーはいつも以上の実力で頑張る。エースウッチーは最高の機動力、練習では、
ここ一番のポカミスで墓穴を掘るのが得意のナイツさん絶好調、ユリにユウリにユカコさんも可愛く美しく確実なプレーでポイントを重ねる。その後
も、私とペアを組んで敗れた後は、それを取り戻すグッドジョブで、予選全勝で1抜け。
 右も左も熱い戦い、この日だけのチームメイトが一体化して、コロナ禍の時期から考えられない大歓声、初キャプテンのハルは転がり、結婚記念
日のトモ&ナオキは、対戦こそ無かったものの、「楽しい記念日になりました。」と言ってくれました。高さのあるジャンピングスマッシュのタイセー、
安田大サーカスのクロちゃんボイスのあまのっち、いつものメンバー、いつものシャトル、やっぱ二島杯は楽しいね。

  

  

 入口側1位は、メンバーに恵まれたマアコ、「何度もキャプテンに指名されたけど、優勝決定戦に回るのは初めてで、何としても勝って歴史に名
前を刻みたい。」とつぶやく。
 確かにパワハラを受け続け、メインスタッフとしてパシリまくってくれたし、まあ、息子みたいに可愛い奴で、三十路前にして枚方に一戸建てを買
って、大阪マラソンも2年連続完走と成長し続ける逸材ですから、主催者からのアドバイス。いや天の声、
 「私まで回せば、そちらの勝ち、私まで回さなければ、こちらの勝ち」

  

     

 はい、優勝はチームおっち。勝因は、私まで回さなかったことですね。しかも、メンバーのウッチーと私は連続優勝、アレンパでございます。この
結末、「出来レースか〜い!」なんて声も聞こえてきますが、私がダメな分をみんなでカバー。One for all, All for one.
 チームが一丸となって残した結末、これが神の思し召し(おぼしめし)ってやつですね。

  

  

 今回の個人賞は、最下位チームからリナさん、どうしても貰いたいとお願いしてきたキャプテン・ハル、パシリとしての才能が開花したヨコッタ君。
受賞者も推薦理由も適材適所。久々の越後屋ジャンケンで、防水ラケバを手にしたのは、タクト君。
 最後は、社会人リーグ終了の打上げも兼ねて、門真のちゃんこ・ももたろおで乾杯。充実の一日を無事に締めることができました。

     

  

 次回は9月の前半を予定しています。アレンパからのサンレンパが実現するのでしょうか?それは、神のみぞ知る・・・皆さんも歴史の証人として
ご参加下さい。

 あとは、沖南自治会長よりご挨拶・・・「お疲れさ〜ん!」

令和6年3月6日記(大会は3月3日)


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