9月のお代官様〜ディスカバージャパン(信州の旅〜2)


4.ビーナスラインを進む
 信州に来たら美しい山々、澄んだ水が流れる川に高原、湿原、美味しい空気にシャキシャキの野菜、大自然を体感して、大地に染まりたいです
ね。

  

  

 大地を進む「ビーナスライン」なんていう標高の高い所を通るドライブルートが見どころの一つで、ガイドブックの表紙には「全長76kmの美景めぐ
り、さあ、空へと駆ける女神の路へ」と書いてあるので、いざ美しき高原ドライブへ!

  

  

 まずは車山ビジターセンターから展望リフトに乗って山頂までひとっ飛び。うろこ雲が目立ちますが、絶景パノラマ。周辺の山、下界を見下ろし、
周辺の高山植物を愛でます。山頂は標高1925m、四国の石鎚山(1982m)の勝ちなどと言いながら付近をそぞろ歩き。帰りもリフトですが、冷静に
高低差を考えて・・・下を見ると怖い怖い。スリル満点の空中散歩になりました。

  

  

 続いての目的地は、霧ヶ峰からの美ヶ原。前回来た時は雲に覆われて周辺が見えなかったので、「今回こそは」と勇んできましたが、山の天気
は不安定で、ボチボチかな。今回は美ヶ原高原美術館を回避して遊歩道を軽くハイキング。美ヶ原2000mから牛伏山1990mまで遊歩道の美ヶ原
パノラマコースを歩いて、しっかりと展望を楽しんでから、車山高原に戻ります。一応、石鎚山の負け・・・ですね。

      

  

5.鹿教湯温泉
 信州にはたくさんの温泉が湧出していますが、泉質、コスパなどを考えて、上田市の鹿教湯温泉を選択。4年前も来たのですが、大江戸温泉物
語が進出した関係とコロナ禍で老舗旅館が苦しんでいるようですが、いずみや旅館は、ひなびた温泉って感じで、大浴場も独り占めできるし、地産
地消のお食事も地味に美味しいし、湯治するには最高の場所だと思います。この温泉は、ケガをした鹿さんが、お湯につかって傷を癒している姿を
地元の方が見たという話から、鹿が教えてくれたお湯で鹿教湯(かけゆ)という名前が付いたそうで、今回も文殊の湯(外湯)で川の流れる音を聞
きながら、賢い鹿さん同様にコロナの傷を癒してみました。
  

  

  

  

6.諏訪大社4社巡り
 信仰心というよりスタンプラリー気分で、御柱祭りで有名な諏訪大社を訪問しました。御柱祭とは、七年に一度、社殿の四隅にあるモミの大木を
建て替えるお祭りで、柱を山から切り出して、氏子さんの手で曳いてきて、最大斜度35度、距離100mの急坂を滑り落としてから、街中を曳き回し
て大社まで持ってきて、新しい柱として設置する一連の祭事で、特に急坂を滑り降りるシーンは、テレビでも紹介される「天下の大祭」です。

  

      

 この大祭が、諏訪大社で開催されるのは知っていましたが、諏訪湖周辺に、上社前宮、上社本宮、下社春宮、下社秋宮の4つが存在するなん
て知らなかったし、御柱がどうなるのかさえ知らなかったのですが、善光寺と合わせて有名な諏訪大社を訪問して、ご朱印帳に納経(って表現して
良いかわかりませんが)してもらうことにしました。

   

       

 願いは、コロナ退散、世界平和、健康維持、家庭円満、道中の安全など、いわゆる苦しい時の神頼み。4つのお宮さんで祈れば効果も4倍なん
て言いながら、4社巡り、スタンプラリーを仕上げることができました。

  

  

 諏訪湖畔で信州そばをいただいて、湖に2礼2拍手1礼(諏訪大社方式)・・・来年も信州に来れることを祈念して、自宅に向かいます。願い叶い
ますように。
  

  
令和4年9月1日記(旅は8月25日〜28日)

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