9月のお代官様〜3人のチャーリー

1.チャーリー浜
「ごめんくさい。こりゃまた、くさい。あーくさっ。」
舞台袖から登場して、出演者一同をコカして、一通りギャグを並べてハケる吉本新喜劇のスーパーギャグマシーンのチャーリー浜さん、御存じでし
ょうか?花紀京さんをアニキと慕い、昭和を感じさせる喜劇役者で共演する後輩たちから恐れられていたようですが、イベントスタッフには至って優
しい常識人です。落ち込んでいる時に「ガンバリや〜!」なんて励まされたら、何でもできると思い込んでしまいます。
 トークイベントでは、離婚歴語って、夫婦の営みは年に5回、双方の誕生日と盆と正月、あと1回は体育の日なんて話がお得意でした。そんなチ
ャーリーさんですが、コロナ禍2021年4月に天国に旅立たれました。エンマ大王様の前で、「ごめんくさい。あなた大王様、ボクチャーリー。元気か
い、瀬戸内海、セシボーン」なんて言って爆笑を誘ったのではないでしょうか。
 影響力が強く、芸人として、人として尊敬するチャーリーさんのご冥福を、皆さんでお祈りしようじゃあーりませんか。

        

2.チャーリー・バケット
 英書を読むとすぐ眠れるのですが、ロナルド・ダリ原作の「チャーリーとチョコレート工場」はストーリーの面白さにドはまりしました。金色のチケット
を引き当てた個性豊かな子どもたち、工場長のウイリー・ウオンカと従業員のウンパルンパ。原作本を読み上げただけでなく、映画も見て、ウイリ
ー・ウオンカの歌のリズムを覚えました。
 そのうえ、ロンドンの劇場でミュージカル化された舞台も観劇しました。ストーリーは知っているけど、セリフは全くわかりません。これをきっかけ
に、ヒヤリングを強化しなければ・・とチャーリー・バケットに誓うのですが、誓っただけかも知れません。

     

3.チャーリー・ゴードン
 32歳の知的障害者のチャーリー・ゴードン、賢くなるために手術を受ける。動物実験を終えた後の人体実験。愛を知り、知識を得、傲慢になって、
後戻りなんてストーリーの「アルジャーノンに花束を」こちらも英書で読みましたが、読み進めて行くと感動的なラストが待っている優れものです。
 アルジャーノンは、同じ手術を受けたハツカネズミで、先に後戻りして天命を全うしたチャーリー・ゴードンの戦友的存在です。この本を読み上げて
から、もっと英書に親しみたいと思ったのですが、思っただけかも知れません。

     

 今回は、私が影響を受けた3人のチャーリーについて綴ってみました。
令和3年9月14日記


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10月のお代官様〜緊急事態宣言解除
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