9月のお代官様〜菅平(後編)

7.下諏訪(八島ヶ原湿原)
 安曇野からナビに従うと、ポツンと一軒家に向かうような道を案内。後で聞くと諏訪大社下社の御柱祭で使うモミの大木を切り出して、木落しする
ルートだそうで、目的地の八島ヶ原ビジターセンターに到達するまで、すれ違う車が来ない地元の人も利用しないコースだそうです。その県道199
号を抜けると、突然現れたのが、満車の駐車場。普通の人は、ビーナスラインからこちらを目指すようで、道路に続く出庫待ちの列に並びます。

  

  

         

 目的地は、八島ヶ原湿原。ガイドブックによれば、「標高1,630m、長野県のほぼ中央、3000ヘクタールの大草原が広がる霧ヶ峰高原の北西部
に位置する八島湿原一帯は自然のたいへん豊かなところです。中でも日本を代表する高層湿原である八島ヶ原湿原はその重要性を早くから認め
られ、1939年(昭和14年)に国の天然記念物の指定を受けました。また国の文化財としても登録されました。」

  

  

      

 そんな湿原を、アザミとタムラソウは葉っぱの形が違うとか、ヤナギランが枯れたら綿になるとか、クマザサの中にはツキノワグマが隠れているな
どと、ホンマかどうか不明の話を交えながら4キロ程度の湿原周遊コースをゆっくりと、トレッキング。

  

  

  

8.車山山頂(展望リフト)
 周辺は霞んでいますが、山頂からの眺めは良いようで、4人乗りのリフトを二つ乗り継いで車山山頂を目指します。まずは車山神社にご挨拶、下
界を展望して、標高1925mの展望テラスや山頂標識で記念撮影、気持ちいいですね。

  

     

     

9.車山高原(シェルブール)
 今年も車山のペンション・シェルブールにお世話になりました。メルヘンチックなお部屋と、フレンチテイストのディナー。今回のコースは、ミートパ
イ〜野菜スープ〜高原野菜のサラダ〜信州ポークのソテー〜デザートは、ティラミスとレモンシャーベットでアールグレイの紅茶でフィニッシュです。

  

  

  

  

 食後は、星空観測。少し雲がかかっていますが、天の川、夏の大三角などを紹介してもらいました。お宿の一番のポイントは、黒猫のチイコさん
が、お客さんをお迎えしてお接待(?)してくれました。昨年虹の橋を渡ってから、寂しい状態が続きましたが、今年から跡継ぎの黒猫・ナァコさんが
お宿に来てくれたそうですが、まだまだ修行中だそうです。お客さんの前にデビューするのはいつの日か。楽しみです。
 旅の最後の夜、部屋に戻って少し狭いベッドへ。横になってすぐに寝落ち、夢に出てきたのは、小さな黒猫ちゃん。なぜか私になついて、顔に近
付いてペロペロしてきたから、避けようとして動いたら、ドスン。はい、ベッドから落ちて目覚めたとさ・・・ええ夢やったんかな。

  

  

        

10.車山高原(シェルブールの朝)
 シェルブールの楽しみの一つは、ミニSL。電動の列車でお宿の外周を出発進行。速度調整が難しいようですが、これがイチオシのアトラクション
ですね。はい、来年もお世話になりたいです。
 以上、今年の菅平ツアーでした。
     

  

令和7年8月26日記(旅は8月21日〜8月24日)


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10月のお代官さま〜ローマの休日
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