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1.ライオンズ
ラグビーのビッグイベント、ライオンズツアーは4年に一度開催されます。北半球のシックスネイションズでバチバチ火花を散らしてきたイギリス4
か国の連合軍が、南半球に遠征します。ニュージーランド、南アフリカ、オーストラリアと順番にツアーするので、オーストラリアに来るのは12年ぶ り。今回のライオンズは、イングランドのマロ・イトジェが引っ張ります。 ![]() ![]()
アイルランドでのアルゼンチンとの壮行試合から始まって、オーストラリア各都市で地域や連合、国代表と戦います。壮行試合は敗戦、オースト
ラリアに渡ってからは、8連勝。8月2日の最終戦はオーストラリア代表・ワラビーズの本当の力を見せて貰いたい。そんな大切な一戦を観戦するこ とにしました。 ![]()
2.アッカー(Accor)スタジアム
当日は雨、京都の元祖スクールウォーズの中華料理店・清華園でつながるメンバーが集まってラグビールで乾杯です。アッカースタジアムに移
動。道中ウエールズから来てる方々とブレッド・オブ・ヘブンを合唱、ワクワクしながらビッグイベントに向かいます。今回の一番の敵は集中豪雨。 スタジアムが見えたと思ったらバケツをひっくり返したような雨。雨宿りしたら、背の高い人がたたんだ傘の被害者に、パンツまでビショビショ、文字 通り水も滴るいい男になって、冷たいし、寒いし、雨対策に重きを置かなかったことに反省です。 ![]() ![]()
火柱が上がってセレモニー。アドバンスオーストラリアフェア(国歌)は、歌詞変更した「ワン・アンド・フリー」の部分も間違えることなく斉唱。これこ
そテストマッチです。私たちは、ライオンズの赤のジャージを着て、両チームを応援します。マロ・イトジェにフィン・ラッセル、注目は、バンディー・ア キの突破力とギブソン・パークの華麗な球さばきです。ワラビーズサイドからは、ウイル・スケルトンのパワーとニック・ホワイトのひょうひょうとした動 き。前週のメルボルンでは、終了間際の逆転でライオンズの勝利。なかなか勝てないワラビーズが、雨の中、一矢報いるか。 ![]() ![]()
最初のトライはワラビーズ。5mスクラムから、No8のハリー・ウイルソンが抜けてバックスに回してトライ。この後PGを追加して、前半のスコアは
8-0。途中、ライオンズのキャプテン、マロ・イトジェがHIAで退場、どうするライオンズ、どうなるこの天気。 ![]()
激しい雨の中、後半スタートです。ライオンズのもう一人のロック、ジェームズ・ライアンが気を失って担架で退場。ライオンズの両ロックが居なくな
るというアクシデントで、ラインアウトやスクラムに影響が出るのではと心配していたら、集中豪雨。選手退場、観客席前方の人達も退場。なんと、 雷の雲が近づいてる関係で、試合中断になりました。テストマッチの中断なんて初めての体験で、中止にならなかっただけでも、ありがたいと考え るべきでしょうか。 ![]()
再開後は、楕円球がたっぷり水を吸い込んで、ピッチを行ったり来たり、次のトライは攻め続けるライオンズかと思ったら、転んで出てきた球をワラ
ビーズのウイング、マックス・ジョーゲンセンが奪い取って一気にインゴールまで運ぶ。(15-0)
続いて、このまま帰れないライオンズ、フォワードラッシュで1本返す。(15-7)
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雨も小康状態?いや降り続く?ここからは、両チームのしのぎ合い。ワラビーズが敵陣に攻め込む、反則を繰り返すライオンズのフッカー、ローナ
ン・ケラハーにイエローカード。数的有利のワラビーズ、スクラムからのトライで勝利を手繰り寄せます。(22-7) ![]()
終了間際にライオンズがトライを決めるもフルタイム。結果は、22-12で、ワラビーズのシリーズ初勝利でゲームオーバー。イトジェキャプテンを囲
んでの円陣、最後のセレモニーまで見て、帰ります。いえ、帰れません。 ![]()
集中豪雨の影響で、オリンピックパークまで電車が来ません。行列も動かず、中断した影響もあって、余韻どころかお疲れが。結局宿舎に戻れ
たのが午前2時前。やっぱ、「甲子園球場から観客を送り出す阪神電車は最高」などと言いながらも、エキサイティングなテストマッチを観戦できた ことに感謝です。 ![]()
3.クレモーン(Cremorne)
7年ぶりのオーストラリア。ラグビー観て、カンガルーと戯れて、大自然に触れるなんてこと言いながら、前回の訪問でお世話になった清華園つな
がりのおもてなしの達人ヒロさんに相談。当初、一緒にライオンズの試合観戦するつもりが、滞在期間お付き合いいただけるだけでなく、ご自宅に も泊めていただけるなどという最恵国待遇を受けることになりました。ホント、この楕縁に感謝です。 ![]() ![]()
シドニー初日は、空港まで来ていただいて、オペラハウスやハーバーブリッジを観光。夜は手料理でおもてなしです。場所はノースシドニーのクレ
モーンという住宅地で、ベランダには、ワライカワセミやオウムも遊びに来てくれます。 ![]() ![]()
ご近所にスーパーマーケットやレストランもあって、過ごしやすいロケーションです。2日目は、中華料理、最終日はイタリアンに行きたかったので
すが、定休日でタイ料理店のFAT BOYへ。 ![]() ![]()
また、ラグビー観戦の翌日は、ラグビールメンバーを集めてオイスターと寄せ鍋のパーティーです。シェフが本業のヒロさんの腕の見せ所という
か、段取りの良さに脱帽です。メンバー6人中半分がB型、A型が一人も居ないという珍しい構成で話が尽きないというか、にぎやかな集会になり ました。 ![]() ![]()
4.フェザーデイル(Feather dale)動物公園
オーストラリアの楽しみは、かわいい有袋類に触れること。どこに旅しても、動物園を観光コースに入れて、お気に入りの動物写真ばかり撮影し
ています。それでは、ご覧ください。 ![]()
@コアラ
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Aウオンバット
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Bタスマニアデビル
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Cカンガルー
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Dロックワラビー
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Eペンギン
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Fハリモグラ
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Gクオッカ
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Hかわいくないけどエミューなど
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5.ダーリング・ハーバー(Daring Harbour)
バスに乗って、クイーンズ・ビクトリア・ビルディングへ。シドニー・タワーから、チャイナタウン、ダーリング・ハーバーと歩き疲れて、ヒロさんお勧め
のパブへ。ビール飲んで、オージービーフのステーキ、フィッシュ&チップス。 ![]() ![]() ![]()
夜景の見えるレストランで、シーフードプレートなんて夕食を考えてましたが、やっぱオージースタイルの「パブめし」が良いですね。パブってチー
ズやサラミ、クラッカーなど乾きものをつまんでビールを飲み続ける場所だと勝手に思っていましたが、新発見。次回もパブめしディナー採用です ね。しっかり飲んで、少しだけ散歩。最後はダーリング・ハーバーの夜景を楽しみました。 ![]() ![]() ![]()
6.ゴスフォード(Gosford)〜オーストラリアン・レプタイル・パーク
レプタイル、すなわち爬虫類ですが、オーストラリアには猛毒を持つ毒蛇がたくさんいます。クロコダイルやアリゲーターなどのワニさんから、かわ
いいトカゲにイグアナ、毒グモまで。おまけに、コアラや子持ちのカンガルー、野良犬にしか見えないディンゴ、モフモフのウオンバット。 ![]() ![]() ![]() ![]()
こちらの呼び物は、爬虫類のショータイムですが、思った以上に楽しめる素敵なイベントのオンパレードです。
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7.ノースビーチ
最終日は、これぞオーストラリアって感じの晴れ、ここまで天気に恵まれなかったのですが、おもてなし達人のヒロさんのご案内で、ノースビーチ
をドライブ。 ![]() ![]() ![]()
バルモラルビーチからモスマン、マンリー、ニューポートと普通の旅行者が行けない場所を進みました。
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ランチも、海の見える高台のレストランで、ビールを飲んで、ピザとフィッシュ&チップス。最高のホリデイをプレゼントして貰った気分で一日終了、
最後は、空港までお見送りいただきました。
楕縁に感謝、ヒロさんありがとうございました。
動画→ IMG5380.mp4
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令和7年8月18日記(旅は、7月30日〜8月7日)
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