夏の日のざわめきは　鈴虫の音にかき消され

湯上りの髪に手をやれば　潮の香りも今はなく

ただ年老いたと思うのみ

　ラグビー部の合宿の練習試合を観戦する目的からスタートした夏の終わりの菅平への旅。夜明け前に家を出て、高速を飛ばして長野へまっしぐ
ら。お昼前には到着しますが、初めて行った時は、土地勘ないし、道わからんし、遠いし、運転するだけで身も心もボロボロになりましたが、慣れと
いうのは怖いもので、我が家の夏の恒例行事というか、ラグビー観戦して、周辺の観光地を巡って、美味しいもの食べて楽しく過ごす贅沢なリゾー
トタイムになりました。誘ってくれた京産大ラグビー応援メンバーに感謝。そして、素晴らしき信州の旅をダイジェストでご覧ください。

１．菅平サニアパーク：練習試合の相手は明治大学と東海大学、集中力に欠ける動きを見せられましたが、「これからこれから」・・と楽天的に考え
ることにしましょう。

２．ちょっと屋：今年もメンチカツとコロッケのお弁当を予約、菅平の定番コースですね。

３．上田：初日は上田のビジネスホテルで宿泊、併設の「りんぜん穀」で乾杯して、バタンキュー・・早朝からの長距離運転は疲れます。

４．軽井沢・白糸の滝：リゾート地の軽井沢に行くという体験だけでセレブ気分。どこを観光したら良いのかリサーチしなかったので、行き当たりばっ
たり。平日の午前中やというのに車が多くてビックリ。まずは、ガイドブックおすすめの観光地から。

５．軽井沢・千ケ滝：クマちゃんに遭遇するかも知れない遊歩道を進んで滝を目指すも、滝の手前が崩落で進入禁止。写真は、こっそり入った人か
らお借りしました。

６．プリンスショッピングプラザ：アウトレットに車を止めて、ウインドショッピングと街並み散策。さすが、おっしゃれ〜！次回は、計画練って行動しよ
う。

７．浅間サンライン：道中で発見した小諸高原美術館（飯綱山公園）展望を楽しむには最高の場所、美術館はお休みでしたが、レストランでシェー
キ飲んで小休止。

８．インスタ映え：浅間連山の風景とレストランの内装。ホルスタインチェアーは映え〜！

９．車山高原：今年もお気に入りのペンション・シェルブールにチェックイン。ヨーロッパ風の内装と美味しいディナー。標高が高い（1515ｍ）から、ア
ルコールの回りが早いのが難点。

１０．高原列車：シェルブールの朝は楽しい。モーニングからの、電気機関車で建物の回りを一回り。昨年は運休していましたが、今年は復活、ゴ
ッキゲ〜ンな体験です。

１１．サニアパークの観客席：アウェーの場所にはるばる遠征してきたけど、スタンドでお見掛けするいつものメンバーが勢ぞろい、押せ押せ〜とホ
ーム気分で応援ですね。

１２．白樺湖：菅平から白樺湖に戻って、ペンション・サワルージュに宿泊です。風景良し、温泉良し、食事最高の大当たり。地産地消の前菜から、
魚介のパイ包、リブロースステーキ、デザートも美しくまとめてくれました。はい、余は満足であります。

１３．武田神社：菅平のスズキスポーツで買った、バーバリアンズのジャージ着て山梨県甲府へ。予想外の人の多さにビックリ。人気の観光スポッ
トのようで、ここでは、武田信玄公の勝運から、京都産業大学ラグビー部の全国制覇を祈願してみました。

１４．甲府城：日本百名城巡りから、武田神社と甲府城でスタンプ２つゲット。天守閣の無い本丸は、暑くてたまりません。観光は、汗だくだくでし
た。

１５．昇仙峡：旅のラストを飾るのが、昇仙峡。事前のリサーチなく、甲府の名勝って聞いただけで訪問。観光駐車場に車を止めると、観光案内人
から、「観光タクシーに乗って仙娥滝まで行って、渓谷を見ながら遊歩道で歩いて戻ってくる。」というルートを教えてもらって、初心者ゆえ指示通り
のコースでウォーキング。

１６．ほうとう：観光駐車場に戻って、遅めのランチは伝家の宝刀。山梨名物、味噌でカボチャやニンジンと一緒に煮込んだ「ほうとう」をいただい
て、旅を終えます。バタバタしましたが、十分に羽根を伸ばした感じの４日間でした。

まわり来る日々懐かしく　めぐり来る日々美しき　ああ肌の色はうすれゆく

生きてゆくにはあまりにも　恋多過ぎしと人の言う

悔いなき道を歩めども　恋多過ぎしと人の言う

令和6年9月9日記（旅は8月22日〜25日）