12月のお代官様〜ワールドカップ

 師走12月、一年を振り返ると、コロナに振り回されたような。
 大嫌いな注射、3回目のワクチン接種後、右のクルブシに違和感、腫れて歩けなくなったから病院へ。蜂窩織炎(ほうかしきえん)なる病名をいた
だいて、点滴とガーゼ交換の日々。ようやっと解放されて歩けるようになって、普段の生活を取り戻したと安心したら発熱。走れば治るはずなの
に、母と共に救急車に乗って救急病院へ。鼻に綿棒突っ込まれてクルクル回した挙句にコロナ認定、外出禁止の軟禁状態・・・わしゃ〜元気じ
ゃ!
 お仕事も、満員電車の密状態を避けるために、早出早帰り。毎日、始発のバス(島頭6:11)に乗って出勤、会社を出るのは16:00というリズムが
定着し、今まで以上の早寝早起きで健康増進かも。行事にも制限が課され、なかなかコロナ呪縛から抜け出せないJAPANで日々を過ごしており
ます。
     

  

 そんな中、JAPANに夢と希望を与えてくれたのが、サムライブルー、サッカー日本代表でした。普段はサッカーを見ないわが家も、モリヤス、ドー
アン、ブラボーなんて言葉を覚えて、ゴールラインから出たの出ないと目を凝らし、サッカーワールドカップでの日本代表の活躍を見守ってきまし
た。やっぱ、国際大会も勝てば楽しいし、応援も熱くなりますね。
 正直、サッカーの事はわかりませんし、にわかファン以下の私がウンチク語るなんて畏れ多いので、コロナの憂鬱をぶっ飛ばしてくれたサッカー
ワールドカップに敬意を表しまして、2022年ランチワールドカップを開催したいと思います。

  

 社会人としての日常生活、一番の楽しみはランチタイムですから、各国を代表するお店とメニューを紹介して、10ヶ国のナンバーワンを決めてみ
たいと思いますので、お付き合い下さい。
  

1.スペイン(TXAGORVA・中津)
 サッカー観戦、最もエキサイトしたのがスペイン戦。決勝トーナメント進出をたぐり寄せた一戦に敬意を表しましてスペイン料理・TXAGORVA(チャ
ゴルバ)のピンチョス盛合せとバスク地方の郷土料理から煮魚・ピルピル。最近はディナー営業のみですが、ランチ復活を願っております。

  

2.日本(うろ・中津)
 日本からは、普通のランチがウリの居酒屋うろ。焼き鯖や若鶏の唐揚げメインの定食が美味しい。お気に入りは、自家製タルタルソースで味付け
した鶏南蛮、その他選択の幅が広いから毎日行っても大丈夫。ほんに、ご飯がススムくん。

  

3.インドネシア(BAGUS・中津)
 インドネシアは、スパイスの効いた料理が主流ですが、BAGUS(バゴス)は、日本人好みの味にアレンジ。特に美味しいのは、スパイシー焼き飯
のナシゴレン。トッピングの目玉焼きを崩していただきます。
  

4.中国(魁力屋・堺海山町)
 ラーメンって日本のもの?いえ、中華そばですから、例え京都北白川ラーメン魁力屋って看板が掲げてあったとしても、中国代表と決めつけま
す。日本人は、ラーメンが好きで、それぞれオススメのお店があると思いますが、個人的にこちらの特製醤油ラーメンが一番美味しいと思うので、
エントリーしてみました。
  

5.四国(うどんのふじい・徳島県石井町)
 うどんと言えば香川?これについては、賛否両論。香川県民にオススメのうどん屋を聞くと十人十色、百人百色、どの店も美味しいのですが、気
温、湿度、お店に入る時間によって麺のコンディションが変わるので評価が難しいのですが、高松在住2年で四国担当営業マン歴10年、麺・出
汁・付け合わせの天婦羅・コスパなどを考えた結果、頂点に立てるのは、徳島県石井町のうどんのふじい、一度食べに来ていた。(なぜに讃岐
弁?)
     

6.モロッコ(LE MARRAKECH・大淀)
 真っ赤なモロッコ国旗、かっちょいいですね。モロッコ料理と言えば、とんがり帽子のタジン鍋や、つぶつぶサイズのパスタのクスクスなどが有名
で、こちらLE MARRAKECH(ラ・マラケッシュ)では、プレートランチやタジン鍋ランチが美味しくいただけます。
     

7.フランス(ガニュパン・中津)
 ビストロフレンチのガニュパンは、中津で一番人気。予約なしでは、なかなか入れませんが、日替わりのスープとメイン料理、パンとコーヒーが付
いて千円のお買い得コースです。スープはポタージュ、ミネステローネ、田舎風野菜煮など、メインもポークソテーを野菜で飾ってサラダ風、ビーフ
ストロガノフにクリーム煮、ミートローフのパイ包みなんてガニュパンマジックともいうべきレシピに脱帽です。今回紹介するのは、冷製ガスパッチョ
スープとチキンの木の子クリーム煮。やっぱフランス最高・・いや、シェフが最高ですね。

  

8.タイ(Think食堂・中津)
 週に一度は食べたくなる安定の味、鶏スープで炊いたご飯に茹でた鶏とパクチーや野菜を添えてタレをかけていただくカオマンガイ。実はこの店
を訪問するまでこんなに美味しいものがあるとは露知らず。トムヤンクンのような激辛ものではないタイ料理、一度お試しあれ。

  

9.イタリア(Don Franco・中津)
 本場ナポリのシェフ・フランコさんが調理するイタリアンは、ボーノボーノ。前菜3種盛とパスタ、パンとコーヒーが付いたランチコースは千円也。得
意のラグーソースやカボチャソース、ジャガイモとベーコン、ボンゴレなどなど。季節のお魚のアクアパッツァなんてメインコースもありますが、一番
美味しいのは、フランコさん特製のトマトソース。魚介やニンニク、オリーブを加えてスパゲッティーに絡めれば、地中海が目の前に。スビィロン・アラ
モルテ・リターリャキャモ・シー!
  

10.中つ国(なかつもり食堂・中津)
 ロードオブザリングの舞台、Middle-earth(中つ国)からは、アパート中津荘跡(?)のアートな空間で最近営業を始めたなかつもり食堂。普段は
学生寮の寮母さんやっている奥様が丁寧に仕上げた家庭の味。メイン料理と小鉢、出汁の効いた味噌汁、デザート・コーヒー付きで千円也。これ
からに期待して中つ国代表としてエントリーします。初めて訪問した日のメインは豚生姜焼き、次はカキフライ、煮魚もお得意のようで、これからの
展開が楽しみです。
  

 さてさて、ランチワールドカップ、どちらの国が世界を制するのでしょうか?これを読んだ皆さんもぜひぜひ、食べに来て下さい。
 あ代官様の判定は、すべての国が優勝。
 これからも、美味しく楽しく世界の料理を味わいたいです。
  

令和4年12月8日記


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2023年1月のお代官様〜New Year
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